龍谷大学中国環境研究会・中国環境問題研究会合同研究会のご案内*(2006年第2回中国環境問題研究会)


*趣旨:環境政策における情報公開と公衆参加(住民参加、市民参加)はいまや世界的に共通の課題である。中国においても、大気汚染指数の公開、企業環境情報公開、環境影響評価における公聴会の開催など、政府による様々な取り組みが行われるようになっており、また環境NGO環境政策過程への参加事例も見られるようになっている。こうした動きが果たして中国における環境ガバナンスのあり方を変えうるものなのか、またそれが実質的な環境改善につながるのか。本研究会では中国の環境政策における情報公開と公衆参加をめぐる様々な事例を検討する。
◎参加ご希望の方は、直接会場までお越しください。


*日時:7月22日(土)13:30〜18:00


*場所:龍谷大学21号館203教室


※地図:http://www.ryukoku.ac.jp/web/map/fukakusa.html


*プログラム案:
13:30〜14:30 基調報告


環境政策における情報公開と市民参加」礒野弥生(東京経済大学


14:30〜17:00 個別報告(1〜3質疑応答含め各40分)


1.「中国の環境政策実施過程における情報公開と公衆参加」大塚健司(アジア経済研究所)


2.「中国における公衆参加と社区の環境保全機能」 奥田進一(拓殖大学


(休憩15分)


3.「中国における環境アセスメントと参加・公聴会−百旺家苑と円明園の事例」北川秀樹(龍谷大学


松花江水汚染をめぐる情報公開を中心に」(15分)相川泰(鳥取環境大学


17:00〜18:00 総合討論


*終了後、懇親会を予定