「瀬田・まちづくり鉄サミット」環境フィールドワーク里山補講


「瀬田・まちづくり鉄サミット」の1-2部両方への参加を、環境フィールドワーク里山の補講として扱います。
当日出席はとりません。参加者は後日、参加レポート(A4 1枚)を谷垣まで提出してください。


 「龍谷の森」のある瀬田丘陵周辺には、いくつか生産遺跡があります。瀬田丘陵に残る源内峠遺跡や山ノ神遺跡等の生産遺跡は、7世紀に築造され、渡来人が中心になって鉄や須恵器が生産していました。当時としては日本最大規模の製鉄・製陶が行われており、その燃料としては周囲の森林の木材が利用されたと思われます。古代の里山利用や瀬田地域の人と自然の繋がりの歴史を考える良い材料になると考えられます。


全国発信「瀬田・まちづくり鉄サミット」
日時:2010年2月20日(土)9:30〜
会場:滋賀県立近代美術館講堂、入場無料
http://www.shiga-kinbi.jp/
交通:「JR瀬田駅」からバス「滋賀医大」行にて「文化ゾーン前」下車、徒歩5分。
(バスは瀬田駅前1番乗り場から「帝産湖南交通バス」が、2番乗り場から「近江バス」が発着しています)
主催:源内峠遺跡復元委員会


プログラム
【第一部】
09:00 受付開始
09:30-09:35 開会宣言 総合司会:薮本珠代
09:35-09:40 主催者挨拶 松田文男
09:40-10:30 基調講演「史跡から学ぶ私たちへのメッセージ」奈良大学・坂井秀弥氏
10:35-11:45 パネルディスカッション「史跡を活かしたまちづくり」
       パネリスト:清水山城楽クラブ(高島市)、下之郷じいちゃんズ(守山市)、源内峠遺跡復元委員会(大津市)、コーディネーター:坂井秀弥氏(奈良大学
11:50-12:10 体験発表「鉄造り体験」大津市立瀬田北中学校科学部
12:10-12:50 昼食、滋賀県埋蔵文化財センター見学

【第二部・国史瀬田丘陵生産遺跡群めぐり】
13:00-13:40 木瓜原遺跡見学
13:50-14:20 山ノ神遺跡見学
14:40-15:10 近江国庁・国府跡見学
15:30-16:00 源内峠遺跡見学
16:30    JR瀬田駅前解散